女性足のむくみの原因、女性

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こんにちは、ラウの藤田真由美です。
ブログをご覧になって頂きありがとうございます。
今回は、女性の足のむくみの原因を取り上げます。

むくみは、毛細血管から細胞の間を流れている水分が多くなったり、毛細血管やリンパ管へ吸収される水分が減ることで起こります。むくみの原因の多くは、血液の循環不良です。
特に気になるのは、足のむくみです。足は心臓から遠い位置にあるので、主にふくらはぎの筋肉を動かすことで血液を循環させています。足の筋肉が衰えると、足の血液を心臓へ送り戻すポンプ機能が悪くなり足がむくみます。

*女性は男性よりも筋肉量が少ないので、足がむくみやすくなります。足の血液を心臓へ送り戻すポンプ機能をしているふくらはぎの筋肉量が少ないので、ポンプ機能の働きが弱くなり足がむくみます。

*生理中やその前後に顔、全身のむくみがおこることがあります。むくみで体重が増えてしまう人もいます。これらのむくみは、体に水分をためこむ働きのある黄体ホルモンが生理前に増えることによりおこります。生理前は分泌期と言って子宮の内膜が分厚くなります。分厚くなった子宮の内幕は、赤ちゃんが着床するためのベッドです。そのベッドをふわふわに柔らかくするために、子宮の内幕を水っぽく保つ作用があります。その作用が全身にも作用して、生理前にむくみや体重が増えやすくなります。

*妊娠中に足、顔、手がむくむことがあります。妊娠中のむくみは、体に水分をためこむ働きのあるアルドステロンおよびコルチゾールが副腎からたくさん分泌されるためです。妊娠で大きくなった子宮が足から心臓への血流を圧迫することでもむくみます。妊婦さんのむくみは、体重増加の原因にもなります。

*更年期になると卵巣機能が衰えて、女性の健康を支える卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が減っていきます。ホルモンのバランスが乱れると自律神経も乱れます。自律神経が乱れると交感神経が働きすぎて血管が収縮してしまい、血行が悪くなりむくみやすくなります。加齢による筋力低下によってリンパの流れが悪くなることもむくみの原因です。

体が冷えていたり、同じ姿勢で長時間過ごすと血流が悪くなり誰でもむくみやすくなります。立ち仕事やデスクワークで、夕方になると靴下のあとがつく、靴がきつくなる、ふくらはぎがパンパンになったりしますが、次の日の朝には足が軽くなり元に戻っていれば心配はありません。ずっと同じ姿勢にならないようにこまめに動いたり、冷えないように工夫すればむくみにくくなります。湯船に浸かるなどの生活習慣や塩分摂取、アルコール摂取などの食生活の見直しもむくみに解消になります。

最後までブログを読んで頂きありがとうございました

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