足のむくみと腎臓

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こんにちは、ラウの藤田真由美です。
ブログをご覧になって頂きありがとうございます。
今回は、足のむくみと腎臓を取り上げます。

腎臓の機能が低下すると体内の水分や塩分の調整がうまくできなくなり、水分がたまってむくみます。特に足と顔がむくみやすく、足がむくむと靴がきつくなったり、すねや足の甲を押すとくぼんでなかな元に戻りません。朝に顔がむくみやすくなります。

腎臓が原因でおきるむくみは、2種類です。
*腎臓から水分や塩分の排出がうまくできなくなる場合水分量のコントロールができなくなり、体にたまった余分な水分がむくみになるのです。
*尿へたくさんたんぱく質が出てしまい血液中のたんぱく質が少なくなって血液が薄くなり、血管の外に水分が漏れてむくみになるのです。

腎臓の働きは
*老廃物を体から排出する。
血液を濾過して老廃物を尿として出し、一旦出したものから体に必要なものは再吸収して体に留める働きをしています。腎臓の機能が低下すると尿が出なくなり、体に老廃物や毒素が溜まり尿毒症になります。
*血圧を調整する。
塩分と水分の排出量をコントロールして血圧を調整しています。血圧が低い時は、塩分と水分の排出量を少なくして血圧を上げます。血圧が高い時は、塩分と水分の排出量を増やして血圧を下げます。腎臓は、血圧を維持するホルモンを分泌します。腎臓の機能が低下すると塩分と水分の排出量をコントロールして血圧を調整ができなくなり、ホルモンの分泌が増えたりして高血圧になります。高血圧は腎臓に負担をかけて腎臓の働きを悪化させることがあります。
*血液を作る働きを助ける。
増血ホルモンを分泌して血液(赤血球)を作っています。腎臓の機能が低下すると増血ホルモンが分泌されず貧血になります。
*骨を強くします。
カルシウムを体内に吸収させるのに必要な活性型ビタミンDを作っています。腎臓の機能が低下すると活性型ビタミンDが少なくなり骨が弱くなります。また骨になるカルシウムが血管にくっついて動脈硬化を悪化させることもあります。
*体内環境を整える
体内の体液量やイオンバランスを調節したり、体に必要なミネラルを体内に取り込む役割もあります。腎臓の機能が低下するとイオンバランスがくずれ疲れやめまいなど体の不調がだます。

肥満になると腎臓に流れる血液量が増え、腎臓に多くの負担がかかります。たんぱく尿が出る原因にもなります。塩分や脂質の摂り過ぎないようにしてバランスの取れた食事をして、太らないようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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