足のむくみは、病気？

こんにちは、ラウの藤田真由美です。
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足のむくみは、一時的なむくみと病気の初期症状でむくんでいる場合があります。一時的ではなく慢性的なむくみは、病気の可能性があります。足の腫れ、むくみは、全身性の原因と局所的の原因があります。

全身性の原因・全身性のむくみは、手や背中などもむくむことがあります。足は、体の下にあるので症状が出やすいです。両方の足を押すとへこんでも戻らなくなります。
＊心不全　　
心臓に異常が起こり心機能が低下すると血管内に余分な水分が溜まります。余分な水分が血管の外にしみだしてむくみます。息切れなどの症状が出ることもあります。
＊腎不全　　
腎機能が低下すると余分な水分や塩分を排出できなくなり、余分な水分が溜まりむくみます。大量に尿タンパクが出て血液中のタンパクが減りむくみます。
＊肝硬変　　
肝硬変になると血液の流れが悪くなり、肝機能の低下により血液中のタンパク質が減少し血液の成分の割合が変化し、血液の成分が血管外へしみだしお腹や手足に水分が溜まります。それが、浮腫、腹水という合併症になっていきます。
＊薬の副作用　　
薬の副作用でむくむこともあります。副腎皮質ステロイド、非ステロイド抗炎症剤、カルシウム拮抗剤、ピオクリタゾンなどがあります。

局所的な原因・足に腫れる原因がある場合です。両足が腫れることもありますが、片足が腫れることが多いです。熱を持ったり、痛みがあったり、赤く腫れることもあります。
＊リンパ浮腫　　
リンパの流れが悪く足が腫れます。生まれつきの場合と手術や放射線治療でリンパ浮腫になる場合があります。両足のこともありますが、片足だけ腫れることが多いです。次第に皮膚が固くなり象皮病になります。
＊下肢静脈瘤　　
静脈の弁の壊れて血液が逆流することが原因で足の静脈がこぶのようになる病気です。足がつりやすい、重い、だるいという症状があります。
＊深部静脈血栓症　　
足の静脈が血栓でつまる病気です。急に片足全体が赤く腫れます。長時間乗り物に乗っている時や病気や怪我で寝ている時に起こりやすいです。足の静脈から血栓が飛んで肺の血管につまるエコノミー症候群の原因になることもあります。
＊蜂窩織炎　　
足に細菌が入り炎症が起こり腫れる病気です。赤く腫れ熱を持ち痛みます。怪我や巻き爪、水虫などから細菌が入ることもあります。
＊筋内血腫　　
急に足が腫れて痛い時は、筋肉内に出血してる可能性があります。　
＊腫瘍　　
お腹や骨盤の腫瘍により静脈やリンパの流れが妨げられ足が腫れることもあります。

最後までブログを読んで頂きありがとうございました。